秩父の手工芸品

【じばさん商店限定】 オリジナル手ぬぐい

1,200円(税込)

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商品説明

秩父愛あふれる藍染紺屋の手ぬぐい

 秩父を語る上で欠かせないものといえば、秩父の夜祭り。そして、この伝統的な祭り半纏の制作によって発展し、今でも続いている藍染紺屋があります。それが、140年続く齋藤染物店。藍といえば、もちろん濃紺の色を思い浮かべますが、染める前の藍はというと黄色と緑色を混ぜたような色。空気に触れることで酸化して紺色に発色するのだから不思議なものです。染めの工程では、下染めをしてから本染めを何度も重ね、紺に深みと厚みを出していきます。その仕上がった“色”というのが、染め物屋それぞれの個性になるのだそう。

色の調整も、空気の当て方も、全ては経験。齋藤染物店でも、代々父から子へ、子どもの頃のお手伝いの延長から少しずつ技術を伝えはじめ、身体で覚える形で創業当時から変わらない技術や職人の勘を受け継いできました。常に作業は数名でのチームワーク。阿吽の呼吸で作業が進んでいく様は美しく、家族というひとつのチームを絶やすことなく紡ぎながら、技術を伝承し続けてきたことの力強さというものを感じざるを得ません。

 そして、昔から変わらない藍染めのものづくりはそのままに、五代目の齋藤匡さんが、新たな試みとして10年前に立ち上げたのが、「紺七」というブランド。藍染めのバッグからスタートしていますが、今では秩父らしいモチーフや街並をデザインしたユニークなオリジナルてぬぐいも人気です。